12月13日、開業保健師協会長野研究会を開催しました。
7月にCSIで開催された信州ソーシャルイノベーションフォーラム
2019での秋山さんとの出会いがきっかけとなり、シングルマザーのためのシェアハウスの話題を中心に10名が集まりました。
保健師、起業塾を卒業した公認心理師、助産師、看護師、ひとり親居住支援協議会の秋山怜史さん、伊那でシェアハウスを考えていて秋山さんに連絡を取った会社の企画部長さん。
起業塾参加者も、自分の描いた未来に向けて動いていました。
「自分の軸がはっきりして、やりたいことや必要なことを発信し始めたら、どんどん情報が集まってきたり、繋がってきてビックリです!!」と、異口同音に言うのです。
動き出した3人が3人とも。びっくりですが、そうだよねえ。
以前、私も話しました。
「こう言うものが欲しいと、手を出したら、どんどんそれが掴めるようになった。手をだせば、降って来るものも掴めるけど、ただ思っているだけで見上げていても掴めないまま目の前を通り過ぎる。」
そして、今日新しい物件の情報がもたらされ、「えーっ、キャー??」と言う状態です。落ち着いて、この波に乗るか見定める。
「軸が決まったら、これは掴まないとか、協力するけど主体にはならないなどの判断が早くなった」と言う声ありました。
(三井洋子)
また、当日、都合が悪く参加できなかった人にも、つどいの様子のすべてがつまった動画を作成しています。
ダイジェスト動画をご覧いただき、興味がありましたら、有料視聴できますので、お申し込みください。
11月17日、東京 ヒマナイヌスタジオ高円寺店から、「オンラインサロンを体験しよう!」というテーマで、開業保健師のつどい in 東京を開催しました。当日は、会場参加と、ライブ配信を視聴するWEB参加の2つの参加方法で開催しました。今まで、遠方で参加をあきらめていたみなさんも、リアルタイムに配信される動画を見ながら、チャットで質問をするという初の試み。「時代は進んだなぁ・・・」と、おばちゃん保健師の私は感心しております。
内 容:
<トーク1>
テーマ「商品づくりのプロセスを学ぶ」
商品づくりのきっかけから、商品化するまでの苦労、提供する上での工夫・喜び、そして、気になる収益は?4人の先輩開業保健師が語りました。どの発表も、自分が困ったことや、社会課題を解決するために、どんなものがあればいいか・・・から出発した素敵な体験談でした。
体験談を語ってくれたのは・・・
「寄り添い看護 ナーシングドゥーラ」
一般社団法人国際ナーシングドゥーラ協会
わたなべれいこ
「2000万人の交通弱者を救う!マッチングアプリ」
ケアプロ株式会社 川添高志
「妊婦さんが安心して乗れるゆりかごタクシー」
ナーシングクリエイト株式会社 押栗泰代
「健康格差を埋める!
中小企業の労働者への健康支援」
ヘルス&ライフサポート株式会社 齋藤明子
インタビュアーは、日本開業保健師協会 徳永京子が務めました。
<トーク2> 開業保健師=自立した保健師とは?
~これからの保健師教育を語る~
開業保健師の働き方は、一般の保健師ばかりでなく、大学等で、保健師教育に関わる教員にとっても、気になる働き方のようです。
「自らの志とスキルで事業化できる自立した保健師とは?」「開業のポイントや、これからの保健師教育のあり方を展望する」 教育現場からの参加した大学教員3名と開業保健師の交流から生まれるものは?「保健師」というこのわかりにくい職種を、その働き方で具現化してくれてるのが「開業保健師」という言葉が、ズシンと胸に響きました。
出演:北海道大学名誉教授 佐伯和子
長野県立大学教授 宮崎紀枝
岐阜協立大学准教授
日本開業保健師協会理事 井倉一政
インタビュアー:日本開業保健師協会理事
村田陽子
開業を希望する保健師のニーズについて、
みなさんのご意見を伺いました。
アンケート結果につきましては、
公衆衛生学会で発表させていただきました。
アンケートにご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
10月23日~25日に高知市で開催された、
第78回日本公衆衛生学会に参加してきました。
「開業保健師の活動の歩みと今後の展望」
~開業保健師の視点から人材育成を考える~」と題して、自由集会を行いました。
当日は、理事4人から、開業保健師のこれまでの歩み、すでに開業している保健師とこれから開業する保健師の特徴の違い、母子分野や地域精神保健分野の開業の事例を報告したあと、会場の参加者の皆さんからもコメントを頂戴しました。
退職後に所属がなくなることの不安があることや、
福祉分野でも起業できる可能性があること、自分らしく仕事をしているかの振り返りになったなどの
感想が寄せられました。
また、起業には適齢期はなく、熱くなった時が、その時であることも共有され、参加者が「今回の自由集会に参加して熱くなった」と言われる方もおられました。
行政に勤めている保健師は、兼業や複業も選択肢にいれながら、自分らしい働き方のひとつとして起業もありだよね。という話も出ていました。
当初予定していた、開業保健師の視点からの人材養成には、ほとんど触れることはできませんでしたが、それこそが、その名の通り開業保健師の自由集会にふさわしく、今、まさに目の前にある課題を共有し、それを解決するためにどうするのか、そんなことを実際に考える機会になったと思います。
自由集会とは別の時間帯に行われたポスター発表では、保健師コースなど大学の先生から質問攻めに合う開業保健師の姿も見られ、最先端の実践を行う開業保健師は、研究者の先生たちからも特に注目を集めていることを実感しました。今後も引き続き、学会も含めていろいろな機会で、開業保健師のことを発信していきます。(井倉 一政)
5月22~25日、名古屋で開催された産業衛生学会に参加してきました。
23日に開催した自由集会では、45名の保健師さんが集まり、
保健師の開業の可能性について話し合いました。
23日には、理事の徳永京子が、「ストレスチェックの結果を活用した事後対策の実際」について発表し、
24日には、理事の齋藤明子が、「中小規模事業場の健康支援における開業保健師による
支援サービスの意義と考察」
理事の水越真代が、「健康委員会の活性化の取り組み」について発表しました。
開業をめざす保健師さんのための学習と交流の場
開業保健師のつどいです。
テーマ:「思いを形に! そして、仕事に!」
~私が大切にしたいもの、
そして未来に残したいもの~
<話題提供>
1.キャリアを生かし定年後に開業
(鳥取:渡部一恵)
2.キャンピングカーを活用した移動ほけん室
(大阪:若井奈美)
<ワークショップ>
「思いを形にするプロセス」について
2月27日の午後、開業保健師協会長野研究会を開催しました。
今回集まったのは、保健師4名、助産師1名、看護師1名の6名
プラス6ヶ月男児。
11月の全国のつどい以後、毎月集まって研究会ができるようになりました。
今回はびっくりするほどに、子育ちや子育てに関心のあるメンバーが集まりました。
子どもも、ママも、そして家族も笑顔でいられる未来を目指して・・・
自分の子育てはこんな風だった
ママのこんな声を聞いた
新聞報道されるようなあんなことも起こってるけど~
現場ではこんなことが起こってる
こんなのあったらいいよね
私はこんなことしたい
ここはどうしたらいいんだろう
学生に関わる保健師もいる
産業保健の中でパパの子育てや
子どもに対する思いを聴く機会の多い保健師もいる
ばあばの立場の保健師もいる
もちろん子育て中の保健師も~
仕事として母子保健に関わっているだけでは見えないところにも気づきます。
研究として、先輩開業保健師たちにインタビューしている
大学の先生から、情報提供もあります。
「もう動きたいんです」
「あれこれ考えるのはもういいんです」
「一人では難しくても、これ、みんなでやればいいんじゃない?」
「NPOとかにしてサー。いいモデルを作れれば、
サテライトで増やしていけばいいんじゃない?」
最後はそんな言葉が飛び出しています。
どうなることやらですが、また面白いことが起きそうです。
(理事: 三井洋子)